3月12日テレビ番組『林修の今でしょ講座』
お風呂の入り方大検定SP
一石一郎先生
(国際医療福祉大学病院 内科予防医学センター教授)
にこにこしてユーモアたっぷりの、楽しいドクターの講座でした。
湯船の温度:血管を丈夫にするのは40℃
血栓を溶かすT-PA(血栓を溶かす成分)が約40℃のお風呂につかると倍加してより血管を丈夫にしてくれるそうです。
ただ、風邪で熱がある時は、T-PAの効果が抑制されてしまうらしい。
血栓を溶かすT-PA
T-PAは、元々私たちの血管の中に、分泌されている物質です。
血栓を速やかに溶かしたり、血管が詰まるのを防いでくれるものです。
ところが歳とともに、このT-PAが減少するのだそうです。
体温は、37℃~40℃の時が一番活性すると言われています。
「熱いお風呂に入って、いいことは何もない、
身体が刺激されて、防御反応がでるので、血管の負担になるだけ」だと💦💦
たまたま私は、40℃の温度でお風呂に入っていました。
それは、乾燥しがちな肌を守るために、
肌のセラミドが溶けださないための温度を意識したものだったですが・・・。
40℃は、血管を丈夫にするためにもいいのですねー
あ~良かった~♬
血管を丈夫にしてくれる入浴時間は10分
ところで、入浴時間て、どのくらい?
これは、色々言われていて気になるところですが・・・?
番組で一石先生がおっしゃるには
心臓や肺に負担をかけないでT-PAを増やす最適な時間は10分位、
これ以上は、動脈硬化のリスクが高まるとおっしゃっていました。
長く入れば身体に良いというわけではないのですねー。
10分位の湯船だと、入りやすいですね。
以前、20分がいいというお話がテレビであって実践した頃があるのですが、
20分は中々大変で、続きませんでした。
入浴前に珈琲を飲むと、血管をより丈夫にする
これは意外でしたねー
珈琲に含まれるカフェインには血行促進があり、入浴前に飲むことで、更に血流改善が期待できるそうです。
珈琲好きの私はうれしいですが、これは驚きました!
珈琲は身体を冷やすものだとか、
寝る前に飲むと、覚醒されて良くないとか聞いていましたが、色々研究が進んでいますねー
最新情報では、珈琲は身体を温め、血行促進になるらしいですね。
珈琲好きの方は多いですから、うれしい情報ですね。
認知症リスクを減らす対策は、歌を歌うこと
歌をうたうということは、自然と呼吸をする回数がふえてリラックス効果が高まる。
すると、脳内のアセチルコリンが増える
認知症は、アセチルコリンの活性が低いと言われています。
ということで、お風呂で歌をうたうといいそうです。
お風呂場で歌をうたう方は結構いると思いますよねー
エコーが響くようで、上手く聞こえますからねー
本を読むとか、スマホを見るなどは良くないとか!
入浴中、足裏マッサージでアセチルコリンが増える
体温が上がると、リラックスして、アセチルコリンの分泌がアップする。
足裏をマッサージすると、全身の血液循環が改善するのだと。
これは確かに感じます。
私は、寝る前にあしの裏・表(足の甲)をよくほぐすようにマッサージする習慣があります。
認知症対策に期待できる入浴剤は「ゆずの香り」
入浴剤を入れている方、多いと思うのですが、これ、いいそうですね。
年齢とともに、アセチルコリン濃度が下がるため、認知症リスクが高くなる。
ゆずに含まれるリモネンは、アセチルコリンが分解されるのを抑制するとか。
湯気に含まれたリモネンを鼻から吸いこみ、お湯につかることで肌からも取りこめるそうですよー
疲労回復・睡眠のベストタイミングは寝る30分~1時間前
運動後は、傷ついた細胞を冷やすことが大事!
修復させてから、お風呂で温めることが大切
入浴直後は、心拍数が上がり興奮状態で寝付けない
更に快眠を妨げるので、疲労が蓄積するのだとか。
寝る30分~1時間前に入り、身体の温度を鎮めておくんでしょうかねー
入浴中、背中を洗うと体温が上げる
肩甲骨を動かすことで、温められた血液が全身にめぐるために、
背中を洗うと、体温が上がるということです。
大きな筋肉を動かすといいということですよねー
お風呂に入るだけで、血栓を予防し、心臓や脳を老けさせない、
認知症の予防ができるという講座でした。
できることから、実践したいと思いました。