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【日焼け止め】 紫外線吸収剤と散乱剤、成分の違いを明確に知る

70歳の肌とメイク
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吸収剤が悪いって言うけど一体何が入ってるの?

私が行っている美容講座で、つい先日こうゆう質問がありました。

「日焼け止めで吸収剤がよくないと聞くのですが、どうやって見分ければいいのですか?」

 

確かに~!一般には見分けが難しいよねーと思いました。

日焼け対策は、通年を通して行うケアですから、不安があったら嫌ですよねー

 

そんな方のために、日焼け止めを正しく理解し、過剰な不安を持たずに済むように、日焼け止めに配合されている成分、吸収剤と散乱剤について書きます。

 

もし、肌に刺激があったら、或いは、今使っているものは何が入っているのかを知ることで、安心して使っていくための手掛かりになれば、と思います。

 

紫外線防御成分は2種類に分類

化粧品で日焼けを防ぐためのサンカット剤で、紫外線を防御する成分として下記の2種類があります。

✤紫外線吸収剤

✤紫外線散乱剤

この2種類の中身について、詳しく見ていきましょう。

 

紫外線吸収剤って何が入ってる?

その名の通り、紫外線を肌の中に吸収して日焼けを防ぐものです。

皮膚の中にとりこんだ紫外線のエネルギーを熱に変換して、その力を弱くするものです。

 

紫外線を浴びている間、吸収剤は肌の中で化学変化を起こし続けています。

時間が経てば壊れてくる分子もあります。壊れた分子は紫外線吸収剤としては、もう役に立たなくなります。

 

そのために、2時間ほどで塗り直す必要があるわけですね。塗り直しは”汗をかくから〟だけではないのですね。

 

紫外線散乱剤って何が入ってる?

紫外線を皮膚の表面で跳ね返して、皮膚に入らないようにするものです。

肌の外で、物理的に跳ね返すので肌には入らず安全です。

 

商品のコンセプトや特徴とするものにより、散乱剤だけ配合しているものと、吸収剤だけ配合しているもの、また、その両方を配合しているものとあります。

その処方が、商品を作るメーカーの研究結果による技術なのです。

 

化粧品メーカーは、成分構成を決めその後、定められている効果測定方法によってSPF値(紫外線B波)やPA(紫外線A波)の、紫外線防御指数が商品に記載されます。

spf値/pa値の読み方などについては☟こちらに詳しく書いていますのでご覧ください。

60歳 日焼止め、SPF/PA正しい理解 無理のない対策の提案

 

敏感肌には「ノンケミカル」がお奨め!

肌が敏感なら、どちらか一方だけのものを使っている方が、刺激が少ないです。

SPF値やPA値の高いものには、両方配合されているものが多いです。

 

「ノンケミカル」と表示されていれば、散乱剤だけということになります。

過去に日焼止めで何か刺激があったり、カブレた経験があるなら「ノンケミカル」をお使いください。その方が安心です。

年々、肌の機能も低下してきますから、できるだけ

 

表示名称で見分ける成分名

吸収剤の成分表示とそのはたらき

【表示名】オキシベンゾン類

※ オキシベンゾンは末尾に数字があります。

✤ オキシベンゾン-1/-3/-4/-5は、A波を吸収します。

✤ オキシベンゾン-9は、B波を、吸収します。

✤ オキシベンゾン-2/-6は、A波もB波も、吸収します。

 

単独、または微粒子酸化チタン、酸化チタン、酸化亜鉛などと組み合わせて配合することが多いです。

 

【表示名】サリチル酸エチルヘキシル

B波の吸収効果に優れた成分です。

 

【表示名】板状酸化亜鉛

酸化亜鉛の板状結晶の粉末です。

A波を吸収し、酸化チタンによって透明感のある仕上りになります。

SPFー50や、PA++++などの高い数値表示があるものに、使われることが多い成分です。

 

【表示名】t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン

主にA波を吸収します。

微粒子酸化チタン、酸化チタン、酸化亜鉛などと組み合わせて配合されています。

 

【表示名】メトキシケイヒ酸エチルヘキシル

 B波の吸収に優れています。

 

散乱剤の成分表示とそのはたらき

【表示名】微粒子酸化チタン or 酸化チタン

紫外線を遮断する効果に優れています。

微粒子なので、肌に均一に伸ばすことで透明感ある仕上りになり、不自然な白浮き感のない商品をつくることができるため、ファンデーションに使われることが多いです。

 

商品に配合することによって、SPF値の高い商品ができるのです。

メイクアップ製品では、色をつける顔料として配合することも多い成分です

すべすべした感触の良いことも特徴です。

パウダーファンデーションをつけるだけでも、紫外線を散乱するはたらきがあることがお分かりだと思います。

 

【表示名】酸化亜鉛 or カラミン

 淡いピンク色の粉体です。

A波を遮断する効果が、近年着目されるようになった成分です。

 

収斂作用や、消炎作用もあり、カラミンローションやボディパウダーにも使われます。

 

 

 

 

急激な日焼けをして、肌が赤く炎症を起こした時は、このカラミン配合の化粧水を使います。

ファンデーションやおしろいなどにも使われています。

 

紫外線散乱剤は、基本的に白い粉です。

配合量が多いと、肌が白っぽくなるという欠点を抑えるために、吸収剤と合わせてSPF値やPA値に見合うように、つくることもあります。

 

紫外線を、物理的に反射させるという仕組みなので、肌には入りません。

昔は、散乱剤は白ウキすると嫌われていましたが、現在では、粉体を極少サイズにナノ化するものも増えたために、昔よりは白くなりにくくなりました。

 

 

 

粉体が小さいということは、肌のキメに入りこむこともあるので、夜のクレンジングではしっかり落とすことが大切ですね。

 

 

 

白いお粉を使うので、白いことには違いないのですが、ナノ化というサイズにしたことで、昔ほど白くならなくて済むようになった、ということですね。

 

 

 

 

ファンデーションの後に、フェィスパウダーをつけると肌がすべすべしますねー。

あれは、このお蔭ですよね。

 

吸収剤・散乱剤のまとめ

吸収剤は、化学合成されたもの

 紫外線の成分をコーティングして、配合されることもよくあります。

また、植物成分の中には、紫外線を吸収するはたらきを持つものもあります。

吸収剤は、エネルギーを熱に変換する時の作用で一部の人には、アレルギー性皮膚炎を起こす可能性があります。

敏感な肌の方は十分な注意が必要です。

60代以降、肌は何かと不安定になりがちです。

 

光や空気によって効果が落ちない、皮膚に対しても安全性の高いものが、現在、研究開発されていますが、今のところは、皮膚の状態によって刺激を感じたら、それは避けておく方が賢明だと言えます。

 

 

散乱剤は、粉体で反射するもの

 散乱・反射して防ぐことができる粉体ですから、いわゆる物理的に反射することで、紫外線から肌を守るものです。

外出時には、日焼け止め+パウダーファンデーションをつけて日焼けを防ぐことが大切だということになりますね。

 

✤ 敏感肌には「ノンケミカル」を

何が自分の肌に合うのかは、実際に使ってみて確認するしかありませんが、

心配な場合は、吸収剤を避けて「ノンケミカル」を選びましょう。

 

技術は日進月歩、次々と研究開発が進んでいきます。

光老化を防ぐために、新しい紫外線情報を取り入れて、老けない美容を実践しましょう♬

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