光老化、90パーセントが紫外線
今のまま紫外線が肌に蓄積していくなら60代~の肌、3年後、5年後の肌が危険!? 要注意💦💦
少し深刻なお話ですが・・・
近年、研究が進むにつれて、老化の原因は、”90%が紫外線による光老化〟だといわれています。
紫外線のダメージを最小限にできれば、あなたのシミも私のシミももっと薄く、シワももっと浅く若々しい肌でいられる筈!なんですが・・・
「光老化」とは、文字通り太陽を浴びたことで、肌が老化することをいいます。
紫外線を浴び続けると、肌にダメージが蓄積されて老化現象が速まります。
守る筈のメラニンがシミを!弾力繊維のコラーゲンがシワを作る!
紫外線を浴びると、肌を守ろうとしてメラニン色素を作りだします。
ところが、年々肌の機能が低下するので、ターンオーバーが遅くなってしまいます。
すると、作り過ぎたメラニンをうまく排泄できずに残ってしまうことがあるのです。
その残ってしまったメラニンが、いつまでも肌の中に居残り、シミとして定着してしまうのです。
更に紫外線A波においては、波長が長いため真皮にまで到達し、肌の弾力を保っているコラーゲンを傷つけてしまいます。
紫外線を永年蓄積するとコラーゲンの劣化が激しくなり、真皮層に劣化したまま、新しいコラーゲン繊維がつくられません。
それがシワやたるみの大きな原因なのです。
日焼けを防ぎ、対策をしているかどうかで、今後3年先、5年先のお肌は大きく変わっていきます。
先ずは、原因である紫外線の現実を知ることからはじめましょう。
紫外線の光老化、A波のしわざ!
紫外線UVAは、曇りの日、雨の日、ガラス越しも通過します。
波長の短い紫外線UVBと違い、紫外線UVAは波長が長い分、お肌の奥まで入りこんで光老化を進行し続けます。
奥深く入るということは、皮膚の土台である真皮層まで入りこみ、しわやたるみを引き起こしてしまうのです。紫外線を放置してきたためにシワを増やしている方が多いのです。
曇りでも60パーセント通過
紫外線は雲を通過して地上に届きます。
肌にじわじわと、一年中ダメージを与え続けます。
図のように曇りの日でも約60%以上、雨の日でも約30%は降り注いでいます。
窓際のレースカーテン劣化・裂ける‼
紫外線A波は、ガラスを通過するので、車の中や電車の中でも窓の外から浴びています。
お部屋の中にも、紫外線が毎日降り注いでいます。
実は、我が家のリビングにかけている、お気に入りのカーテンが紫外線で劣化、裂けてしまいました。もう本当に残念で…💦
カーテンを作っていただいた家具屋さんへ連絡、見てもらいました。
「薄いレース生地は紫外線で劣化し、数年使うと切れることがあります」とのことでした。4年ほど使っていると思いますが・・・。
紫外線が原因ということに、ショックを受けました。
考えてみれば、なるほどーですが、そこまで考えが及ばなかった!
生地も柄も一目ぼれして、オーダーしたカーテンなのでがっかりです。( ノД`)シクシク…
同じ生地、柄はないそうですし・・・
紫外線の強さを実感しましたね。💦劣化したカーテン生地は少しの力が加わっただけで、数カ所裂けてしまいました。とても残念です。
洗濯物を干すわずかな時間も!
ほんのわずか、洗濯物を干すだけ、と思っても日々の蓄積が光老化を招きます。
”少しだけだから~という気持ちが、毎日少しづつありますよねー。
少しだけならって、見逃してはくれないのですよー(;´Д`)
その蓄積の合計が、1年でかなりの紫外線を浴びた量として、身体に加算されているのです。悲しい現実です。
日陰でも油断禁物 散乱光が!
紫外線は、上から下に真っ直ぐ降りてくる「直射光」と、空気中で四方八方に広がりながら地表に届く「散乱光」があります。
日陰だからといって安心できませんねー。
どこからでも入ってくる紫外線の蓄積は、お肌に大きなダメージを与えながら、光老化へと進みます。シニアにとっては恐怖ですよねー。
紫外線は美肌の大敵だということを分かっていながらも、つい日焼けしてしまったりして、シミやシワが出来たあとで後悔することも、多いと思いますが・・・。
「素敵なシニア」になるために、何とか紫外線を防ぎながら過ごしていきましょう♪