冷えを甘く見ていたら、高齢の今アチコチに障害が・・・
冷えを甘く見てはいけなかった!
30代後半から、冷えを自覚するようになりますが、40代になるとホルモンの変調によって、顕著に感じるようになります。
何となく、冷えとダマシだましつき合っていると、冷えは身体のいろんなところを、むしばむようになります。
昔から「女性は身体を冷やしてはいけない」とよく言いますが、本当に実感しますねー。
低体温で冷え症なら、もっとまずい!
現代人は低体温が問題になっており、36℃未満の人が増えています。
36℃以下の低体温の人が冷え症なら、身体の内側も外側も冷えています。
血液が循環できず、とうぜん免疫力も低下し、病気を呼び込んでしまうわけですね。
免疫力が30%落ちると危険!
体温が1℃下がると免疫力は30%落ちます。
そして怖いのは、冷えがあるところには、ガン細胞が増殖しやすいことです。
病気や不調を引き起こす冷え
冷えが原因とされているものに、うつ病をはじめ、
自律神経の乱れから起こる自律神経失調症があります。
ストレスを受けやすい
誰にもあるストレスですが、冷えが強くなると、
ちょっとしたことでも落ち込みやすくなります。
風も引きやすくなる
貧血や、腎炎、糖尿病、肩こり、腰痛なども発症しやすくなると、いわれています。
冷え性の身体は、免疫力が落ちているために、風邪もひきやすくなります。
睡眠不足になる
睡眠も、足先が冷えるので、眠りにつくのに時間がかかったり、
浅い睡眠になりがちです。
それが、ほとんど毎日続くと睡眠不足になり、
眠れなければ、身体を修復してくれる成長ホルモンの分泌も促せないので、
疲れもとれません。
すると人間は、特にその人の弱いところから、不調をきたすようになります。
冷え性は、病気ではありませんが、健康ではないのです。
「いつも、どこか不調がある」のです。
血流は足りないと、手足は後回しに
血液の流れが悪くなると、内臓にも変化が起こります。
体温が下がって血液循環が悪くなると、身体はかしこいもので、生きていく上で最も大切な内臓や脳へ優先的に、血液を送るようになります。
そのため、手足へ送る血液は後回しになるのです。
そして、手や足が一層 ‟冷え冷え~〟になるのです。
冷えは、病気のサインだと考える必要があるのです。
決して私のように、あまく見てはいけないのです。
天然の筋トレ:階段を歩こう!
血流を上げて冷えを改善するのに一番良い方法は、筋肉量を増やすことです。
それも下半身の筋肉をつけることなのです。
40代~50代によく聞く会話
「最近、何をやっても痩せなくなった!」
「最近、手足が冷たい!」
「最近、疲れやすくなった!」
「最近、物忘れが激しくなった!」
「最近、お肌にハリがなくなった!」
皆さんの周りにもこんな会話、聞こえませんか?
これは、下半身の筋肉の低下が原因であることが殆どです。
筋肉は、脂肪をエネルギー源として消費してくれます。
筋肉が多ければ、脂肪は効率よく燃焼されるのです。
筋肉が少ないと、食べたものがエネルギーとして上手く使われないために、
脂肪になりやすいのです。
「何をやっても痩せなくなった!」のは、筋肉の量が減少しているからです。
筋肉がつけば食べたものを、きちんと消費してくれるので、太りません。
筋肉がつけば疲れにくくなる
筋肉がつくと、疲れにくくなります。
歩く距離も、これまでより長く歩けるようになります。
エスカレーターばかり使っていた人も、階段でラクに歩けるようになります。
階段があったら、天然の筋トレジムだと思って歩きませんか?
歩いたり、下半身の筋肉を動かすことによって、足の先まで届きます。
そして、足の先から心臓まで力強く押し上げてくれる、
ポンプの役割を担っているのです。
運動をして筋肉がつけば、身体の熱量が上がるということになりますから、
冷えは自然に改善されます。
筋肉を大きく動かすと、成長ホルモンの分泌がよくなります。
40代以降は、成長ホルモンの分泌も減少していますから、運動をして筋肉をつけることは、これまで以上に大切なことです。
下半身の筋肉の収縮活動によって、身体中に血液が循環されていきます。
下半身に筋肉が増えれば、血液の循環がよくなるので、冷え症の改善ができるのです。
自然に疲れにくくもなります。
スクワットなど、筋トレをするといいですが、
先ずは、エスカレーターを使わずに、階段を使う日常を送ることを、考えてみませんか?