下垂した瞼に、どうしたら目に力を
与えられるのか?
アイライナーのポイントは?
下垂した瞼にハリ感を出すポイント
歳を重ねた目元は、人生の深みと柔軟な強さも感じ、味わいのあるものだと思います。
しかし、目元のハリ感や力強さをもう少しお化粧で、足せないものかと思うのです。
シニアの女性は、多かれ少なかれ瞼は下垂
してきます。
アイライナーとアイシャドーの使い方
ひとつで印象は変えられます。
かぶさった瞼のアイメイク実践
アイシャドー・アイライナー・マスカラテクニック
❖アイシャドーを塗る
瞼のフレーム(まつ毛の生え際)に、
ベージュやブラウンのシャドーを
目頭から目尻にかけて塗る
点線の内側に塗る
❖アイライナーを描く
ペンシルアイライナー
まつ毛の生え際、ギリギリの位置に
目頭から5㎜から1㎝程入った位置から目尻に
かけて、ペンシルアイライナーを入れる。
✤ここでは、ペンシルタイプと
リキッド(筆タイプ)タイプ両方を使いますが
ペンシルだけで、ラインを引いて完成
という方法もOKです。
ペンシルライナーの上にシャドーを塗りつぶす
ペンシルアイライナーでラインを引いた上に
ブラウンのシャドーで塗りつぶす
この時、二重の目の人より、幅広く塗ります。
“こんなに―!と思うほど入れても瞼が
かぶさっているので、人からは見えません。
シャドーで塗りつぶすことで、アイラインと
シャドーが合体するため、アイラインが
浮いたり、強調し過ぎることなく自然で深い
アイラインに見えます。
更に目元にハリを与え、力を、インパクトを
高めるためには、その上に、
リキッドタイプのアイライナーを
まつ毛の生え際ギリギリの位置に、引く
目尻は、少し上げぎみに描く。
これで、目のフレームがはっきりしてくる。
アイライナー仕上り
目を開けるとこんな感じになります。
目尻は、下にはみ出すように描く
下瞼の目尻に、上からはみ出したラインまで
三角形のシャドーを入れる。影をつくる。
これで、目の大きさがかなり違ってきます。
❖マスカラを入れる
瞼の上下に、マスカラを入れると更に深みが出て
インパクトが高まります。
下瞼には、前面に入れてもよし、
3分の2位を入れるのも自然な目元になります。
私は、前面には入れず内側の黒目から目尻まで
入れます。
ダマになったらすぐに、スクリューブラシを
使い、余計なマスカラを取り除く
シニアの瞼にハリのある目元ができました。
マスカラをつけて、ビューラーで上げると
目の印象が全く違ってきませんか!?
ビューラーは電動タイプがお奨めですが、
使い慣れたお好みのものを、使いましょう。
まだらな眉を埋めて描く
眉を整えて描く
まだらになった眉毛を、硬質ブラシで
整えながら描きます。
先ず、毛が少なくなっている処、
穴が開いている処から整えます。
点線の〇部位が、眉毛が少なくなっている。
目頭より1㎝はしっかり濃くは、
描かないようにします。
目頭からしっかり描いてしまうと、イカツイ
印象になりがち。
離し気味に描く方が優しく、穏やかな眉になります。
眉の最後のひと筆がスーッと切れ味よく
描かれていると、横顔が美しく見えます。
シニアの顔に、力を与えてハリを出すアイメイク、
是非挑戦してみてください♪